看護師転職

助産師への看護師転職



現在、看護師は男性であっても女性であっても就ける仕事となっていますが、助産師の場合、女性しかなることができません。アメリカでは、助産師がエコー検査を行ったり胎児の状態をチェックすることが許されていますが、日本ではまだ、助産行為として正常分娩の際の分娩の介助や臍帯の切断が許されているくらいです。

医師が正常分娩では難しいと判断した場合、もしくは助産所で正常分娩ができない場合は、早急に産婦人科へ連絡を行います。主な仕事は、妊産婦に妊娠から出産まで必要なアドバイスを行い、出産時には責任を持って分娩の介助をし、出産後に新生児や乳児のサポートやケアを行うことです。
保育園ナースの悩み、親御さん(保護者)との関係

病院で助産師として勤務することもできますが、経験を積めば自身の助産院を開業することもできます。資格は、看護大学にて看護師資格と同じように受験資格が与えられるように、助産師を目指す方向けの講義などを行うところが増えてきています。

看護学校の選択肢の中に助産師コースが設けられるようにもなったので、逆に助産師の専門学校は数が減ってきているようです。全国には、述べ2万人以上もの助産師がいますが、自身の助産院を開業している方はその1割にも満たないのが実情です。

助産師のうちの約7割が病院に勤めていて、その他の1、2割程度が診察所に勤めているという統計があります。最近は自宅での出産がめっきり少なくなってきているので、助産院を開業するより病院などで勤務するほうが効率がいいと考えられています。

日本では、昔から「産科」としての仕事を助産師が請け負ってきたことから「婦人科」とは別枠になっていましたが、最近では多くの病院が「産婦人科」とまとめた診療科目を用意しています。女性にしか話せない、理解できない不安や悩みもありますし、やはり男性の方には話しにくい内容が多いことから、現在でも男性の助産師は存在していません。
広島市立広島市民病院

男女雇用均等法の観点から見れば、問題視されてもおかしくはない話ですが、精神的に不安定になりがちな妊産婦のケアは、やはり女性にのみ任せられる仕事だといえるでしょう。

保健の先生への看護師転職

最近では看護師として働く方の中に、保育所を利用する方が増えてきています。保育所は、共働きなどの理由で子どもの育児ができない場合に、一定時間、子どもを預けて面倒を見てもらうところをいいます。

保育園では看護師や助産師の配置が可能ですが、0歳児を対象としていることが条件であり、その他の幼児は対象とはなりません。もちろん0歳児の人数によって、配置される看護師や助産師の人数も変わってきます。「保育士」として働くには、別途で国家資格が必要となりますが、保育士とは別に看護師、もしくは助産師が必要となるのです。

幼稚園には養護教諭が配置されている場合がほとんどなので、看護師が勤務することは難しくなっています。この養護教諭においても、別途でそれに相当する国家資格を取る必要があります。なお、養護教諭の場合には一般教諭と同じく転勤の可能性があります。

一般的に「保健室の先生」と呼ばれることの多い養護教諭ですが、仕事内容は、在学している生徒の怪我や疾病の応急処置をすることが主です。養護教諭は正規の教員なので教員免許状が必要となりますが、「養護助教諭」であれば臨時免許状、または保健師の資格を持っている方が、国から指定された単位を取ることでなることができます。

養護助教諭の仕事は、健康診断や生徒の健康を管理する養護教諭のサポート的な作業が多くなっています。養護助教諭になる場合は、まず「保健師」の資格が必要となります。転職のために一度退職をして、勉強の時間を作れる場合はよいのですが、看護師として働きながら勉強をして資格を取り、転職しようというのはなかなか難しいでしょう。

保育園は現在、慢性的に施設も人手も足りない状態となっているので、転職活動はしやすいのかもしれません。 もともと小児科や産婦人科で働いていた看護師であれば、幼児の扱いにも慣れているためちょっとした変化に気付いたり、幼児に分かりやすく話をしたりすることも容易なのかもしれないです。

企業や団体の研究室で看護師として働く

看護師の仕事の中には、CRO(医薬品開発業務受託機関)という仕事があります。医療の世界には、主に医薬品の開発支援などを行っている研究施設があるのですが、CROの仕事は、そこで行われる治験などをスムーズに行えるようにサポートすることです。

治験とは、医薬品を製造や販売する前に、薬事法の認可を受けるために行われている診療試験のことです。治験責任医師の指示の元、看護師などの医療関係者が協力して行っています。

主な業務として、インフォームドコンセント、治験スケジュールの管理、治験協力者のサポートなどが挙げられます。治験協力者が担う役割はとても大きく、治験協力者がいなければ治験を行うことは不可能となります。 ちなみに、治験協力者のことは「治験コーディネーター」、または「CRC(Clinical Reserch Coordinator)」と呼びます。

この仕事に興味があり、もしも転職先を探すつもりなのであれば、この2つのキーワードを覚えておくとよいでしょう。ボランティアとして協力してくれる被験者の負担は大きなものとなりますし、すでに服用している薬などがある場合は、不安も大きなものとなります。

そのため、CROがしっかり立ち会い、被験者に分かりやすく治験内容の説明をすることで、負担や不安を和らげてあげる必要があります。医師は普段の仕事の中で治験を実施するため、被験者に対して十分な時間を割くことが難しくなってしまいます。そのため、治験協力者が十分に納得できるようにCROが説明を行っていきます。

日本ではまだまだ、新薬の認可がスムーズではありません。なので、治験でデータを細かく収集し、認可を受けるために医師や看護師のサポートの元、治験への協力を集めています。ボランティアとして協力してくれる被験者に対しては十分な手当てが必要となるので、やりがいのある仕事といえるでしょう。

CROは、被験者や新薬のデータの取りまとめも行いますし、スケジュールの管理などもパソコンで行うため、最低限のパソコン操作ができることが条件となるでしょう。

看護師の勤務形態例について  ・看護専門学校で看護師資格取得

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